足立区議会 2022-10-13
令和 4年10月13日交通網・都市基盤整備調査特別委員会−10月13日-01号
令和4年度
総合交通計画推進会議の開催結果についてでございます。
開催概要については記載のとおりです。
書面開催となっております。
構成委員についても記載のとおりでございます。
5ページから9ページに、主な意見ということで載せてございます。
5ページをお願いいたします。
公共政策に関する意見として、
地下鉄8号線
ホームドア、
公共交通等に関することということで、
社会実験バス等についても御意見いただいてございます。
6ページでございます。
支援策に関する意見として、
走行環境についての意見がございました。また、
電動キックボードに関しても御意見をいただいてございます。
7ページをお願いします。
交通基盤整備施策に関する意見として、竹ノ塚駅東口について意見をいただいております。
また、8ページの方お願いします。
災害対策に関することとして、
車両退避所の確保も検討いただきたいというような御意見もいただいてございます。
公共交通利用促進施策に関する意見としては、
バス事業者への
サービス向上に関して御意見をいただいてございます。
4ページに戻っていただいて、これを
問題点と今後の方針ですけれども、今後も、定期的にこれらを要望を聞きながら、
進行管理を行っていきたいと思ってございます。
続きまして、14ページでございます。
足立区
総合交通計画から
地域公共交通計画の移行についてでございます。
現在、足立区
総合交通計画をつくっているところなのですけれども、今後、それを法定の計画である
地域公共交通計画へ移行していきたいというふうに考えてございます。
1番でございます。今、令和6年度に、現計画、
中間検証を予定しているのですけれども、それを機に、
地域公共交通計画へ移行していきたいと考えております。
2番です。現計画と
地域公共交通計画の比較についてということで、別紙1、15ページの方、お願いいたします。縦書きのものでございます。
この下の表を見ていただくと、何が違うのかというと、
地域公共交通計画というのは、
公共交通だけではなくて、
福祉輸送やスクールバスなどを活用して、地域の総資源を総動員する対策を盛り込む、利便性を図るという計画になってございます。また、法的な位置付けとしても、努力義務化されているという状況でございます。
14ページにお戻りいただいて、地域総資源の事例ということで、16ページの方をお願いいたします。
不便解消について、事例を2点、これ足立区の例を挙げているところなのですけれども、例えば、事例1として、
特別養護老人ホームの
お迎え用の8人乗りぐらいの
ワゴン車で、月1回、
商業施設まで行っているということで、そういうのも活用できないかとか、生活不便を解消をして
移動販売車なんかも計画に盛り込めないかなというふうに考えているところでございます。
14ページ戻られて、4番です。スケジュールですけれども、令和5年度、
調査等を行って、令和6年度に協議会を開催して策定していきたいと考えてございます。
5番です。都内の状況を見ると、江戸川区、多摩市、武蔵野市が
策定済み、策定中も記載のとおりでございます。
続きまして、17ページでございます。
竹ノ塚駅
付近鉄道高架化の取組み状況ということで、
進捗状況については、19ページの方に載せてございます。
今後の
工事予定等を御確認いただければと思います。
2番です。
交通交差道路整備についてでございます。
交差道路3点ございまして、
赤山街道の部分と、北側の38号踏切、南側に、かつて跨線橋があった付近に、こちらは
代替通路をつくりたいというふうに考えてございます。この整備を一遍にしていきたいと考えてございまして、今年度中に完了する予定でございます。
続いて、18ページでございます。
竹ノ塚駅周辺の
利用実態調査ということで、主に東口の
バス停付近の
交通量をちょっと調査したいというふうに思ってございます。
20ページの方に図面出ていますけれども、主に
バス停付近を中心にやりたい、実際、バスをどのように利用しているかを確認したいと、今後の
交通広場を整備していく上で、バスもちょっと、
バス停等の再編等も踏まえて、ちょっと調査をしたいというふうに考えてございます。
今後の方針ですけれども、やはり
鉄道事業者と連携して、鉄道に関しては早期の完成を目指すということでございます。
続いて、21ページをお願いします。
有楽町線(
地下鉄8号線)
区内延伸の実現に向けた取組み状況についてということで、まず1番です。
地下鉄8号線の
整備促進大会、今年度も、令和2年、3年度に続き中止ということになりました。
2番です。
地域機運の醸成についてということで、今後、また動画を区の
公式チャンネルに掲載したり、あとは、図書館で
PR展示等を行っていきたいということと、
あと沿線自治体との連携を強化していきたいというふうに考えてございます。
問題点と今後の方針ですけれども、答申に示された課題の整理を進めていくとともに、やはり
関係自治体と連携を強めていきたいというふうに考えているところでございます。
○
くじらい実 委員長 それでは、質疑に入ります。
何か質疑はございませんか。
◆
山中ちえ子 委員 今回、
総合交通計画の
事業指標が位置付けられているということで、そういったことで
推進会議での
書面開催の意見何かが載っているということで、この中でちょっと気になっている点なんかを質問したいと思います。
社会実験バスが
花畑周辺地域で、
ブンブン号が取り組まれていますし、入谷ではオンデマンドバスも含めた
社会実験に向けて、
地域住民への調査やヒアリング、こういったものが開催されているわけですけれども、この多様な
交通手段の
検討地区も、その中でもやられている部分が一部だということで、全体に関わって、それをいかしていくなり、達成という点でいえば、全体にいかしていくといったことが求められるのではないかといった意見があって、そこに区が考え方として答えているのが、需要を捉えて、
交通手段の必要性について十分検討すると示しています。
それは、それぞれの地域のニーズを確認して、その傾向に合わせた
交通手段を、それぞれのところで考えるのか、それとも、それをいかして、各地域に取り組ませていくというか、地域の人たちと、また模索しながら進めていくなり、そういうことを考えているのかといったところが、ちょっと具体的に分からなかったので、ちょっと丁寧に説明してほしいなと思います。
◎
交通対策課長 今、花畑の方でバスの運行で、それから西側の方では、これから多様な
交通手段ということで検討を進めていくということでございます。
山中委員からの御質問の中に、そこの部分だけでやって、極端な話、そこだけで終わりなのかみたいなことなのかと思うのですけれども、そこはモデルとして、まず不便度が高いと言われているところについて実施を考えているところでございます。
そうしたところで、いろいろな知見が得られるというふうに考えておりますので、また、それぞれ区内でも、違う場所においては、また違う条件等があろうかと思うのですけれども、まずは、そんなところで得られる情報を基に、次のところへも展開できないかというのは十分検討していきたいというふうに考えております。
◆
山中ちえ子 委員 やはり丁寧に、今、やられている
社会実験の中で、何が課題になっているかというところでは、やはり
既存バス事業者との兼ね合いだったりとか、採算を巡ってやはりその原価に基づいて、
東武バスから区に請求されているという額なんかは、もう決められた額であるわけだから、当然しようがないといったところがあるのでしょうけれども、その辺では、例えば、その
事業者が、
人員確保だったり、人員に対しての
労働環境だったりを、何ていうか、安心にしていくような働きかけができているのかとか、そういったところでの調査なんかも、多少しっかりと確認していかなければいけないと思うんです。
せっかく、こういう
社会実験を一緒にやっている
事業者が疲弊していってしまうといったことでは大変だと思いますし、前向きに動いていくものも動いていかないと思うんですね。そこをしっかり、次に展開していくことも、
社会実験で考えるというならば、しっかり把握していくべきだと思うんですね。その点ではどうでしょうか。
◎
交通対策課長 今、花畑の
社会実験バスの方のお話だということだと思うのですけれども、花畑の方では、ちょうど昨年の10月から始まって、9月で1年たちました。
そこで、
事業者の方からも、今、
山中委員御指摘のとおりで、経費等の情報が、うちの方に届いております。中を、今、精査をしているところでございます。それに基づき、1年間の
収支率等の計算もしていき、11月の閉会中の
委員会では、また御報告をさせていただきたいというふうに思っております。
私ども、
山中委員の指摘のとおりで、そうした中身についてもしっかり確認をして、
国土交通省が示しております
運送原価等とも照らし合わせて、問題のないのかといったことを、きちんと精査した上で数字を確定させていきたいというふうに考えております。
◎
都市建設部長 乗務員の
労働環境等についても、かなり今、
国土交通省の方で厳しくやっているのですけれども、その辺もきちんと報告を受けながら進めたいというふうに思ってございます。
◆
山中ちえ子 委員 是非、お願いします。やはり持続可能な社会ということでいえば、やはりこういったことに関連した
労働者の方々が、やはり持続可能な環境にないといけないのではないかということも考慮していただきたいと思います。
そして、
交通管理者からの意見といったところで出ていますが、
自転車走行環境整備が、区がつくるもので、
交通管理者、警察がつくるのが
自転車通行環境整備ということだということで、早期の段階から警察に
情報提供をするようにということで意見が出されていました。
これに関して、
自転車走行環境ということでいえば、
歩行者の安全というのも照らし合わせているかと思うので、
整備計画なんかを早めに教えてくださいということだとは思うのですけれども、そういったことと同時に、時間だったり、例えば登下校の時間帯に、特に危険な
交差点とか、小学校に近いあの
交差点の旧道のところなんかは危険だという箇所だって、保護者から申出が結構多い、意見が出されているといったところも指摘して、改善を目指していくようにということで、私申し上げていますけれども、そこではこういった
交通計画、
自転車走行環境整備、そういったところで、警察とどう現場に即したやり取りがされているのかといったところを、ちょっと確認したいのですけれども。
◎
交通対策課長 初めの部分の、その
計画段階ということにつきまして、当然、警視庁とも事前の
計画段階からの打合せ等やらせていただいて、連携して、
自転車の安全、あるいは
歩行者の安全、交通全体の安全を図るようにしております。
また、
山中委員御指摘の、現状として危ない
交差点であったり、
学校付近での危険があるのではないかという、以前からも御指摘をいただいているところでございますけれども、その点につきましては、この
交通計画の中でも、やはり交通安全の取組というところの項目もございますので、そうした視点で、警視庁とも連携して取組をさせていただいているところでございます。
◆
山中ちえ子 委員 是非、そこに立っていただいているだけで安心だったり、つい
スピードが出がちな朝の
自転車の方々が余裕を持って運転する。
自転車の運転だったり、車両も含めてですけれども、そういった効果がすごく絶大だと思いますので、是非、是非、その連携は、モニタリングをしながら、効果も見ながらというか、やっていってほしいと思います。
それで、
公共交通利用促進施策に関する意見のところで、8ページのところで、はるかぜや既存の
公共交通が相互に補完し合うことで、
交通利便が維持できるように、
交通事業者などとの協議をしながら現計画を見直し、令和5年から新たな
地域公共交通計画を作成していくということなのですけれども、つまり
幹線道路だったりを主に走っている
都バスだったり、そういったバスと、それからはるかぜように、少し細かいところを走る
バスあたりを連携していくということだと思うのですけれども、これと、今回やっている
社会実験なんかが、総合的に反映していくような、
交通計画にしていく必要があると思うのですけれども、その辺では、ちょっとこの答えだと
イメージがわかないので、教えてほしいのですけれども。
◎
交通対策課長 今、
山中委員の方からございましたとおりだというふうに考えております。
私ども、これから多様な
交通手段を使ってというのは、正に、今ある交通はしっかりいかしながら、そこまでの、自宅からそこまでという、ラストワンマイルとかというような言葉があるかと思うのですけれども、そうしたところを結ぶ、補完する、そうした交通が、今、求められているのではないかというようなところで、そういうことについて、まず、入谷・
鹿浜地区については取組を進めていきたいということでございます。
国の方の計画ですか、法律も、そうした方向で
計画づくりを進めるというような指摘かというふうに考えております。
◆
山中ちえ子 委員
買い物難民とかへの支援だとか、やはり
特別養護老人ホームの方の移動に関わるデイサービスや、デイケアなんかで使っている車なんかを対象にして、
商業施設までマイクロバスで送迎して、買物の
移動手段としての
サポートをするということでも、事例として出ているわけですけれども、
地域輸送資源の事例についてなのですけれども、これは、その車も活用してもらって買物の移動を支援をするということなんですか。
◎
交通対策課長 そうですね、言葉で言うと不便を解消していただくというような目的のために、地域にあるそういう
輸送手段の資源というのですか、そうしたものを活用して、何とか賄っていこうと、
公共交通だけでは、いわゆる
公共交通だけでは賄えない部分を、そうしたところで補完していこうというような考え方でございます。
◆
山中ちえ子 委員 燃料代が高騰していたり、やはり
介護施設なんかは、そういった移動に関わる支援も含まれている
事業者は疲弊しているわけですよね。なので、そういったことも考えながらということになると思うのですけれども、その辺もしっかりと、やはり住民と一緒に参加してもらって、住民と考えていくというような、そういうスタンスが必要だと思うのですけれども、そういったことも考えているということで。
◎
交通対策課長 そうですね、そうした施設の御好意で送迎をしていただくというようなことが出てきた場合に、
利用者の方も一定の御負担をいただいた方が、使いやすいという部分もあろうかと思います。
また、そうした事業が、ずっと継続していく中では、自治体も何らかの支援をする必要も出てくるのかなと考えております。
◆
山中ちえ子 委員 是非、介護の部分では、
高齢者の
介護難民支援で、
花保商店会がやられた東京都の
支援事業でやっているときありますけれども、あれが地域の議員も一緒になって、私だけでなく一緒に支えて、寄り添ったりしたわけですけれども、あれが、あのときにも問題視されていた、やはり採算を評価にしてしまうと、
高齢者はゆっくり、そして安全を確保しながら移動するわけであって、それを
老人会だったり、
商店会が一緒になってそういった支援をしていたわけですよね。
だから、本当にリスクを抱えながら、そして、転ばせてはいけないという責任を背負いながら、この時間で何人やれというようなことで設定されてしまうとちょっと難しいと。それで、この事業が終わってしまう、そのきっかけもそういうことで、さんざん
産業経済部の方から、何ていうかそういう指導があったりとかということで、大変だったわけですよね。
だから、その点を考えると、この
サポートというところでは、しっかりとその辺を踏まえたものにしていかなければいけないのではないかなと思っているのですけれども、
福祉部との連携が、かなりメインになってくるのかなと思うのですけれども、その辺の
立ち位置はどうなのですか。
◎
交通対策課長 福祉部とは、これからになるかとは思います。また、
産業経済部とは、情報も、今、交換させていただいておるところでもございますので、これから、そうしたことが非常に重要になってくるというふうに、私も思っております。
◆
新井ひでお 委員 今の長い質問、質疑の中で、ちょっとありましたけれども、花畑の
ブンブン号ですが、ちょっと芳しくないですけれども、11月、12月あたりはちょっと増えそうだなということは、地元の人間として想定できるのですけれども。
運転士が足りないとか何かというのは、こっちの心配する事ではなくて、
労務管理は会社がやるべきで、当初の契約した約束事としてのものがあるわけですから、それは、実行してもらわないと、便数が少ないとか、そういう話を変えてもらってはおかしいと思うんだよね。その辺は、どう考えているのですか。
◎
交通対策課長 新井委員御指摘の部分、私どもからも、
東武バスには、まずそれを申入れをさせていただきました。
東武バスとしても、本当にもう
運転士がいなくてどうにもというような状況ではあったのですけれども、そこは、2ページのところにも記載させていただいたのですけれども、3月の22日から4月の10日までということで、最短で解消していただいたというふうには理解しております。
◆
新井ひでお 委員 ともかく、何回も言うつもりないですけれども、あちらのことですからね。それは、しっかり業者なんだからやってもらわないと困る。
あと、この2年間の
社会実験ですけれども、この
コロナ禍というのは、やはり大きな影響があると思うので、何回も、これも前から申し上げていますけれども、その辺を含みおいて検証していただきたい。要望は、させていただきます。
もう1つは、竹ノ塚駅の
実態調査、
バス停とか乗り降り、
交通事情調査をされているわけですが、本会議の答弁では、自動車とか、そういう
車両優先というよりは、違った
まちづくり、
歩行者を優先にしたような絵を考えているというような答弁がありました。もちろん、駅前の
交通広場ですから、交通が、ちゃんとしっかり整わなければ困りますけれども、それは、どんな絵になるのかなと、こういう調査と併せて、ちょっと整合性をちょっとお示しいただけたら、ありがたいのですけれども。
◎
まちづくり課長 今回、20ページにも調査の箇所ありますけれども、ここら辺に、人ですとか、バス、
自転車、タクシーが、どれくらい滞留したり、待ったり、通行したりしているのかなということを確認しようと思っております。そういったことで、
駅前広場の機能に、どういうものを導入すればいいのかということを、まず、最低限考えなければいけないのかな。
その後に、
新井委員おっしゃられたとおり、人が主役の斬新な
イメージを持った
駅前広場空間をつくろうというふうに考えておりますので、それをベースとして、どこまでウォーカブルなまちとして、
駅前広場を考えられるのかということを、
UR都市機構、
東武バスとともに検討していきたいというふうに考えてございます。
◆
新井ひでお 委員 とにかく、そういう答弁があったから、それは、ある意味、竹ノ塚駅は、足立区のほかの駅に比べて、また違った意味の色を出してもらえるとありがたいと思うので、悠長なことは言ってないで、どんどん進めていただきたい。いろいろなほかの駅の実例も見ながら、すばらしい
北部拠点としての駅を創造していただきたいというふうに思います。
◎
まちづくり課長 スピードも重要かと思っております。
UR都市機構の第三団地の3号棟が、
駅前広場に編入されていくことになりますので、
UR都市機構の建て替えとセットで考えることはマストになるのかなというふうに考えております。
UR都市機構と緊密に連携を取りながら進めていきたいというふうに考えてございます。
◆吉田こうじ 委員 引き続き、
ブンブン号ですけれども、前回の
交通網・
都市基盤整備調査特別委員会で、10月から、
シルバーパスを持っていらっしゃる方も含めての70歳以上の方に、
乗車割引証を交付しますという御報告をいただいて、今、部長の方から580名ですか、御報告を頂戴したのですけれども、交付の場所として花畑の
地域学習センターと、
あと交通対策課の窓口ということで、そのほかにも、いろいろ工夫してという要望はさせていただいたのですけれども、実際のところは、この9月末までにどのような形で交付が行われたのか、お聞かせいただきたいのですけれども。
◎
交通対策課長 地域学習センターでは、9月の13日から17日ということで実施しました。その後については、
交通対策課の窓口でも実施しているところでございます。
それ以外で、ちょうど9月の頭に、私、花畑の町会・自治会の会長方の会議に出席したところ、桑袋の会長とちょっとお話する機会がございまして、是非、団地でもというお話いただきました。それで、9月の最終の週、28日の日曜日に、2時間ほどだったのですけれども、集会所で、ちょっとやらせていただきました。その点については、周りの
バス停にもちょっと告示をさせていただいたところでございます。その際、178枚の交付を実施することができております。
全体としましては、花畑の
地域学習センターで326枚、それから、桑袋の団地で178枚、それから区の
交通対策課の窓口にも意外と来ていただきまして、76枚交付しておるところでございます。
◆吉田こうじ 委員 ありがとうございます。桑袋の方が一番、私は、このバスに期待されている、そのレベルというか、その気持ちは大きいのかなというのが、今のお話の中であったのですけれども。やはりこの178枚、もっと大勢の方たちの思いが、この
ブンブン号にあるのではないかなというふうに私も思います。
これ引き続きで、
地域学習センターないしは
交通対策課で、交換というのは行われているのでしょうか。
◎
交通対策課長 そうですね、私どもの
交通対策課の窓口の方でやらせていただいております。
◆吉田こうじ 委員 その辺の周知も、小さくて構いませんので、引き続きで、皆さんの目に、耳に届くように周知を続けていただければと思います。
それと、10月から実際に、その現状を知らないで
シルバーパスで乗ろうと思って、何か運転手さんとトラブルになったとか、そういうような御報告はございませんでしたでしょうか。
◎
交通対策課長 その点につきましても、前回、御指摘いただいていたところでございますので、私どもの職員が、1日の土曜日の日、それから3日の月曜日の日と、バスに同乗しながら状況をちょっと確認させていただいたところでございます。
ほとんど、そうしたトラブル等ということはなくて、ちょっとお尋ねになられる方はいらっしゃったというようなところで、特に問題なく進んでいるかというふうに考えております。
◆吉田こうじ 委員 お休みのところも、職員の皆さんには、大変御足労いただいて感謝申し上げます。
それと、あと先ほど
新井委員の方からもあったのですけれども、
コロナ禍でというお話があったのですが、例えば、この
ブンブン号を検証するに当たっての、実験するに当たっての24%というこの数字なのですけれども、実際は、令和元年とか令和2年とか、その辺の数字を、多分基本にして立てられた数字であると思うんですね。
それで、実際にその後にすぐコロナが来てという形になったのですけれども、ほかの交通機関、
公共交通機関、例えば、はるかぜであるとか、日暮里・舎人ライナーであるとか、そういった交通機関の、コロナによって、今、どの程度の状況にあるのかとか、その辺の経緯とか、推移という数字も、やはり私は大きく影響してくるのかなというふうに思うんですね。でないと、その辺の数字が分かっていないと、正確な、私は、結論というのは出しづらくなるのかなと。
今は、当然、1人でも多くの方に、この
ブンブン号を利用していただくための努力をしていく時期ではあるのですけれども、それと同時に、行政側としては、その辺のエビデンスとなるような数字もきちんと、私は、整えておく必要があるのではないかなと思うのですけれども、その辺については、見解はいかがでしょうか。
◎
交通対策課長 毎年、日暮里・舎人ライナー、それからつくばエクスプレスの輸送実績等を御報告させていただいておりますので、情報としてはございます。また、はるかぜにつきましても、乗車の数については、ずっと取ってはございますので、そうした情報もございますので、改めまして、整理した上で、皆様に御報告をさせていただきたいと思います。
◆吉田こうじ 委員 是非、よろしくお願いいたします。
それから、区の
総合交通計画から
地域公共交通計画への移行ということで、御報告をいただいたのですけれども、これ決定的な違いというのは、どの辺にあるのか、ちょっと教えていただきたいのですけれども。
◎
交通対策課長 これまでの
総合交通計画は、任意の計画ということで、自治体がつくっていたものでございますけれども、
地域公共交通計画、次のものにつきましては、法定の努力義務が課せられている計画でございます。
また、協議会という、会議体を設けます。そこが、いろいろな窓口になるのですけれども、一番大きいのは、国からの補助金などを、その地域内の、例えば
バス事業者が何かやりたいといったときの、補助を取りたいという場合の受皿になるようなことになります。ですので、計画を策定して、その協議会を持つことが、それの補助金の受けるための必要な条件になってくるということでございます。
◆吉田こうじ 委員 分かりました。こちらで、別紙の方で事例を挙げていただいていて、先ほども少し議論があったのですけれども、結局、
公共交通機関の
事業者以外の方が、区民の方の足の担い手に変わる場合も結構出てくるよということになると、やはり安全性ですとか、例えば、緑ナンバーではなくても大丈夫なのかとか、いろいろな制限とか、いろいろなことが関わってくる話なのかなというのは、想像はできるのですけれども。
その辺について、いろいろな資源を活用してというのは、すごく夢のある話でもありますし、これは、
ブンブン号をやっていく経緯を見る中でも、この
公共交通機関が、新たにバス路線をつくったり、鉄道路線をつくったりというのは非常に、今、厳しい情勢、厳しい世情であるというのは分かっている中で、やはり地域の資源をこのように活用していって、皆さんの足を確保していくという視点は、私は重要だと思うのですけれども。
やはりそれと裏腹に、そういった危険性というか、そういう実際に目的を持って、その
利用者を運んでいた方が、地域の方々を乗せていくだとか、例えば、パチンコ屋が、駅からの往復便に地域の方はどうぞ乗ってくださいというのも、今、実際やられていますけれども、そういうような
イメージのものが、今後、増えていくのかなというふうになると、大変、多くの
事業者さんに、この区の交通、
公共交通に関わっていっていただくというか、足の役割を担っていただくというのは、非常にこれ、もっともっと議論を深めていかなくてはいけなくなるのかなあというふうにも想像は付くのですけれども。
これに関して進めていく中では、この協議体というものが設置されて、そこが受皿ということだったのですけれども、実際は、
総合交通計画に関しては、審議会というか、あれがありましたですけれども、この協議会そのものというか、客観的にそれを審議できるというか、その辺を議論できるような場というのは、この協議体の中だけで行われるのかどうか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。
◎
交通対策課長 これの基になります法律なのですけれども、地域
公共交通の活性化及び再生に関する法律と、そうしたものの中に、その協議会という会議体を設けるという、先ほどお話ししましたけれども。
その中には、結局、地方公共団体もそうなのですけれども、道路管理者ですとか、交通の管理者あるいは港湾の
委員会ですとか、学識経験者等々ということで、そうしたやはり
吉田委員御指摘の、やはり危険性だったりとか、危ないのではないかというようなところへの不安だったりとかというのはあると思うのですけれども、そうしたことを、やはり審議というのですか、していただいて、より安全に運行できるような形を目指していくというようなことで、協議会のメンバーについても、その辺りについては、しっかり確認をしてまいりたいというふうに考えております。
◆吉田こうじ 委員 今、地方とか中心に、グリーンスローモビリティとか、いろいろ地域の方の力を借りてとか、今、本当に、都心また地方関係なく、交通に不便を抱いている方が非常に多いので、そういう意味では、様々な資源を活用しての地域
公共交通を議論していく、進めていくというのは、私は大賛成だというふうにも思うのですけれども、その辺、是非、注意深く、行政側としてはチェックしながら進めていただければというふうに思います。
あと最後に1点、竹ノ塚駅の、先ほどお話がありました、東口
駅前広場の
整備計画に向けての調査を実施しますという御報告をいただいたんですけれども、これ1ページ前の調査箇所を見ると、
バス停とタクシー乗り場とか、その辺を中心に、人の流れや何かを調査されるということなのですけれども、これ平日と休日の1日だけということなのですけれども、この1日だけで、
整備計画に反映させていくというのが、ちょっと大丈夫なのかなという不安があるのですけれども、いかがでしょうか。
◎
まちづくり課長 もともと平成30年に、1回調査をしたものがありまして、そことの差異を調べようということで、この図、示したところに限定して、今回調査をしようとするものです。
また、
UR都市機構の第三団地にも掛かるところもあって、そういう
UR都市機構の調査ですとか、そういうものもありますので、過去の調査と、今回の調査を含めて、
駅前広場の再整備に向けて検討ができればというふうに考えてございます。
◆吉田こうじ 委員 竹ノ塚駅東口、ちょうど週に1度、朝、立たせていただいているのですけれども、もうコロナの影響によっても全然違うんですね。人の流れ、バスで待つ方の流れ。
最近は、コロナも収束というか、落ち着いてきたときに、文教大学の
バス停が、今までさほどでもなかったのですけれども、あちら方面に行く方もともと朝多いのですけれども、文教大学の学生も加わってきて、1列では済まなくて、折り返して2列とか、何かすごいことになってきたなと。
ちょうどあそこ、いろいろな方が通るので、駅に向かうのに必ず通る通路になっていて、ですから、その辺、慎重に見極めて、きちんとしたデータを出すためには、やはりちょっと、1日で大丈夫なのかな、曜日によっても変わるのではないかなという、私は、不安もございますので、自宅でお仕事をされる方も一時期増えていましたけれども、最近また通勤する方も増えてきて、大変、駅前、にぎやかに、朝、なっておりますので、その辺、慎重に見極める意味でも、その調査に関しては、少し時間ですとか、日数ですとか、ちょっと御苦労は掛けると思うのですけれども、これ大事な、私は竹ノ塚駅東口の計画を立てるに当たっては、大事な調査になってくるのかなというふうに思いますので。
先ほど、ウォーカブルなというふうにもおっしゃいましたけれども、本当に混んでいるとき、歩けなくなるぐらい、あそこが密集する時間体もございますので、その辺をしっかり見極めていただきたいなという要望も込めてなのですが、いかがでしょうか。
◎
まちづくり課長 交通量調査につきましては、
吉田委員おっしゃられるとおり、
コロナ禍ということもあって、人数が増えたり、減ったりということが著しくなると思うのですけれども、これについては、一定の調査に対して補正係数を掛けて、どうなるのかというようなことも進んでいるようなので、そういうものを駆使しながら進めていければということと、あと、この駅前の
交通量調査とはまた別に、タクシー会社ですとか、あと
東武バス、東京都交通局等々とヒアリングをしながら、現状も確認をさせていただいているところです。
そういう、
バス事業者ですとか、タクシー会社からのヒアリングの情報も基に検討できればというふうに思っております。
◆吉田こうじ 委員 最後に1点、駅ビルに関しては、何か東武鉄道からお話が、今、出ているようなことはないのでしょうか。
◎
まちづくり課長 TBOX。
◆吉田こうじ 委員 駅ビルですね、今ある使っていない駅のビル。
◎
まちづくり課長 元TBOXのところですかね。については、まだ、明確なお話はございません。
○
くじらい実 委員長 ほかにございませんか。
◆中島こういちろう 委員 私からも、1点だけ、ちょっと、今、
吉田委員の方からもお話をされておりましたが、この竹ノ塚駅の周辺の
利用実態調査に関してなのですけれども、これ調査をこうやって掛けるときと、掛けないときの違い、今回、この調査を掛ける理由というのは、先ほど、
まちづくり課長の方からも述べられたと思うのですけれども、どういうときに調査を掛けて、どういうときに調査を掛けないのか、教えていただいてもいいですか。
◎
まちづくり課長 基本的に都市計画を変更しようとか、そういうときには調査を掛けるものでございます。
今回は、都市計画決定された
駅前広場がありまして、それもこういう
駅前広場にしようという図面があるわけですけれども、今回、その人が主役ですとか、ウォーカブルということがありますので、今、想定している
駅前広場から改変するに当たって、情報収集して、必要最低限な機能と、それ以外のウォーカブルなところについて検討するために、数値を拾っているというところでございます。
◆中島こういちろう 委員 これ、私も調査をするというのは、非常に大事なことだと思いまして、事実に基づいて
まちづくりを行うと、本当に大事だと思うので、この調査自体はいいと思うのですけれども、この調査をすると大体これ予算というか、費用というのは、幾らぐらい掛かるとかはありますか。
◎
まちづくり課長 詳しい数字がないのですけども、800万円から1,000万円ぐらいの委託になるかと思います。
◆中島こういちろう 委員 結構掛かりますよね。その話は、以前こういった実際に人を張ってやるというのは費用掛かるという話で、ただ、いろいろこう調べたりとか、直接私も話を聞きに行ったのですけれども、ビーコンを使ったりとかWi‐Fiの使ったりとか、その人を置かないでデジタルというよりかはシステムというか、その携帯の電波の数で分析をするだったり、いろいろな調査の仕方が、私、あると思うのですけれども、そういったものを活用しないのは、何か理由があったりするのですか。
◎
まちづくり課長 数字が欲しいということに対して、業者がいて、業者に調べてもらうわけですけれども、ちょっと詳しく、どういうふうに調査するのかというのは、ちょっと申し訳ありません把握しないところですけれども、そのビーコンを使ったり、Wi−Fiを使うのかどうかというのは、ちょっと改めて確認したいと思います。ただ、どういうやり方を取るのかというのは別にして、こういう数字が欲しいということなので、それに対して調査を行うというところでございます。
◆中島こういちろう 委員 実際、私、このGPSだったり、Wi−Fi、ビーコンで調査をする会社の方に、この前、話を聞いたのですけれども、恐らく人を張る調査よりも、かなりその数だったりとか、エリアだったりとか、対象によっては異なると思うのですけれども、安くできるのかなというふうに思っています。
これ何が言いたいかというと、私、こういった調査は、かなりやはり頻繁に頻度高く取った方がいいと個人的に思っていて、調査をすることに対しては、前向きに進んでいただいた方がいいと思うのですけれども、ただ、先ほど
吉田委員もおっしゃっていたとおり、日にちが短かったり、あとは、
コロナ禍だったりとか、いろいろな変化によって多分人の動きというのは変わっていると思うので、やはりそれを先ほど係数を掛けられてという話はありますけれども、頻度高く調査をしながら、正しい人流だったり、区民の方の行動を把握するという意味においては、やはり一定数の回数であったり、調査の仕方というのが必要になるのかなと。
ただ、予算も限られているということの中においては、そこに人を張ってというのが難しいとなると、やはりこういったテクノロジーの力ではないけれども、GPSだったり、ビーコンを使った調査のやり方というものも、是非、これ足立区として検討していた方がいいのかなと思うのですが、いかがでしょうか。
◎
まちづくり課長 実際、
UR都市機構、
東武バスといろいろ検討をしている中でも、
UR都市機構側に付いている
事業者、コンサルティング会社とかいらっしゃいまして、そこで交通の専門のコンサルタントとかも来ていただいているような状況です。
そういうふうにチャンネルはありますので、そういう方にもヒアリングしながら、有効な調査が、一番やり方として適切なのか、回数重ねるにはどういうやり方があるのかということも、ちょっとそういうところに聞きながら、進められればというふうに思います。
◆中島こういちろう 委員 是非、よろしくお願いします。これは、竹ノ塚駅だけではなくて、綾瀬駅だったり、北千住駅だったり、どの駅もかなり人の動きというのは、この
コロナ禍において変わっていて、今、
まちづくり計画、いろいろエリアデザインも含めて、足立区全体で大きく動いていると思いますので、是非そういった視点を持って進めていただきたいと思いますけれども、最後どうでしょうか。
◎
都市建設部長 今後、そういった手法で、実際やったことが私はないので、ちょっと調査してみたいと思います。自分でこうやってカチカチカチといつもやっていたので、なかなかそういう発想もなかったもので、これがよく調べて、それが有効であれば採用していければなというふうに思います。
◆鈴木あきら 委員 今、正に、
吉田委員と中島委員がおっしゃった部分をちょっと言いたいなと思ったのですが、これ、調査をする時期、竹ノ塚駅の。10月と書いてありますけれども、10月何日に行うのですか、平日と休日1日というのは。
◎
まちづくり課長 ちょっとまだ確定しておりません。
◆鈴木あきら 委員 今、10月の13日、月末までに、日にちも決まっていなくて、それで費用が1,000万円、それ具体的に今のやり取り聞いていても、数取器がいいかどうかは別にして、何かこうどうなのかなという疑問に思うんですね。
同時に、やはりこれ当然ながら、以前調査したときと、今月の1日ずつやったときの調査の比較ができる、それは確かに。ただ、
問題点として、今後の、それを調査をどうやっていかすのかと。この調べた結果、それが具体的にどういったことに向けてというのを、今、考えているのですか。
◎
まちづくり課長 すみません、ちょっと確認できていなくて申し訳なかったのですけれども、調査日につきましては、月末にやることは決まっているのですけれども、天候によって少しずれるかもしれないということがあるので、10月の月末のいずれかでやっていきたいというふうには考えてございます。
それで、調査の結果をどういかすかというところなのですけれども、バス、タクシー、人、
自転車等々の量をはかることで、
駅前広場の中にどういうような機能を入れればいいのかという、数量からくる、例えば、バスですとか、タクシープールですとか、そういうものをどう配置していけばいいのかということで、1つ使うということと、あと人を流すために、どういうような
駅前広場にすればいいかという中で、人流を少し考えて、今ある道路、動線をどういうふうに変更していけるのかということに使えればというふうに考えてございます。
◆鈴木あきら 委員 今回、ちょっと西新井駅の西口の仮設が通行になって、非常に大きな人の流れが変わって、物すごいことになって、例えば、アリオの方から、今の新しい道の方に、あそこもう途切れなくて、私、この前の駐車場に入れて、出るときに、何分待ったか、大変だったんですよ。出られないんですよ、もう人がいて、ガードマンも止めるわけではないし、そういったことで、非常に大きな流れというのは変わってしまうんですよ。
そういった意味では、確かにこの竹ノ塚駅のロータリーをどうしていくかという、長期的なことを考えれば、調査も必要だし、当然ながら、流れがどうなっているかということによって、では、どういうふうに配置していくかという、いろいろな議論が出ると思うのですが、ただ、それは当然ながら
東武バスと、
UR都市機構と、それから足立区でいろいろ協議しながら進めていくと思うのですが、今回行う調査が、それにどうやったら反映されるのかなというところが、ちょっとその辺弱いんですね。まして、それが、今、お話あったように、平日1日、休日1日というわけでは、ちょっとあまりにも不十分だというふうに言えるのですね。
そういった意味では、調査がもう計画してやられるという話であれば、しようがないのかどうか分かりませんけれども、ちょっとすごい非常に大きな疑問だなというふうに思っております。
それから、もう1つは、これ駅ビルが、当然ながら、全然計画されていないというか、東武鉄道の方が何も触っていないということで、今、考えていいですか。
◎
まちづくり課長 3者協定の中では、TBOXをどうするのか検討するというふうに入っておりまして、東武鉄道としても将来的にどうするかということは、今、一緒に考えているところではあるのですけれども、現在、駅ビルがあって、何かこう、駅前で開発の声をするにしても、時間が掛かることも考えられますので、現存するものをどう生かすかということも、東武鉄道は考えているようです。
なので、将来的にどうするかということは、まだ決まっていないのですけれども、直近どうするかということも含めて検討しているというふうに聞いてございます。
◎副区長 駅ビルについては、東武鉄道がどうするかというよりも、将来、この付近の
まちづくりをどうするかということに非常に係っていまして、それは、東武鉄道自体が決められる要素を、3者でやはり協議をして決定するということになってくると思います。ですから、東武鉄道が決断できるような要素を、私たちも
UR都市機構と一緒に出していくということが重要です。それについては、今、本当に協議中で、もうちょっとお待ちいただきたい。
それと、
交通量調査1日だけのお話ですけれども、この今回の
交通量調査は、この
交通量調査をやって、それに合わせて
駅前広場をつくるのではなくて、まず、これがベースになって、将来、西口の
駅前広場もできますし、あとUR第三団地の建て替えもできます。人の流れも変わってきます。その参考の資料の1つにするということで、今回、
交通量調査を行うということで、もしそれが不十分であれば、当然、将来に向けて、また、どうしていいかというのは考えていかなければいけないと思うのですけれども、まず今回は、将来の
まちづくりをつくっていく上での参考の資料ということで、そういうことで進めさせていただくという内容です。
◆鈴木あきら 委員 当然、今、副区長のおっしゃったように、駅ビルだけではなくて、それを1つの核としてと言うか分かりませんけれども、ロータリーをどうするか、
UR都市機構とどうするかという、いろいろなことで進めていくのが
まちづくりという本当大事なことだと思うんですね。
そういった部分で、今後、当然、駅ビルができれば、もしかしたら改札口が、今のとこだけではなくて、駅ビルの中にできるということも十分考えられるわけではないですか。当然そのスペースを何回も見に行って、多分この辺のあたりに、駅ビルにつながる改札ができるのかなと、そしたら駅ビルからロータリーの方に、真正面ですね、今だったら、今、新しいのというか、今、現在のところはどちらかというとロータリー端っこではないですか、出入口が、西口と東口の方が。それではなくて、ロータリーの真ん中辺りに、また、やはり大きく改札口ができて、人の流れがそっちの方へ行くのかなというふうに思うわけですよ。
そういったところも含めて、今回の調査が全然、完全に無駄だというふうな位置付けではなくて、それがいかされるのだったら、それも1つの考え方だろうというふうには思いましたので、ただ、やはりそういったものを長期的視野を入れて、是非やっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。これは、以上でいいです。
それから、まず最初に戻りますね。
まず、
ブンブン号の方で、これ去年の花畑の見て、当然ながら、このときは1.9人だと、今はというと2.4人、8月は2.4人あたりで、確実に増えてはいるんですよね。微増という部分かどうか分かりませんけれども、当然、まだ目標の5人というふうにはいかないのは確かですけれども、確実にやはり浸透してきているという部分と、それから、やはり地域の方たちも、これは危機感を1年たったら、あんまり芳しくないので、もしかしたら、すぐやめられてしまうのではないかという、期間も少しずつ、
コロナ禍に何かこう響いているのかなというふうに思っているのですが。
やはりコロナという部分で、先ほどの何%ということもありますけれども、ほかのJRにしても、東京メトロにしても、TXにしても、日暮里・舎人ライナーにしても、大体、最低でも25%、大体私たちの感覚では3割は利用客が減ってはいるんですよ。駅舎や何かを見ていてもそうですけれども、私のチラシの枚数だって大体3割ぐらい減っていますから、そういった部分で考えれば、大体もう3割ぐらい減っているということを前提に考えたときに、これを確かに期限を決めましたと言ってやってはいますけれども、その辺の加味を、例えばそれを少し延ばそうかとかという考え方というのは、そろそろそれも少し考えてもいいのではないかなというふうに思ってはいるのですが、その辺いかがでしょうか。
◎
都市建設部長 鈴木委員おっしゃることは、我々もいろいろ考えているところなのですけれども、今の時点で進めてしまうと、ちょっと、まだ1年たって、また、次の半年があるので、その次の半年の状況をみて、そこは考えたいなというふうに思っています。コロナの影響についても、当然、検討する中では、加味していきたいというふうに考えてございます。
◆鈴木あきら 委員 そうしますと、当然ながら、半年で区切ると、来年の3月、それから4月ぐらい、その辺をちょっとめどに、もう一度その辺で考えて、10月を少し延ばすかどうかという判断を、もう一度してもらいたいと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
◎
都市建設部長 そのときの数値を確認して、それは、庁内で検討していきたいというふうに考えてございます。
◆鈴木あきら 委員 確かにコロナ関係がなければ、一応2年というふうに決めた以上はそれでいいなと思うのですが、今回のこのコロナの長い期間、これだけ長く掛かっているということと、第7波の状況を見たりなんかしたときに、やはりどうしても、特に
高齢者が出歩きたくないなというふうに思ったりとかするのは、絶対無理ないんですこれ。そういった意味では、是非その辺を検討していただきたいというふうに思っております。
それから、今後の
問題点のところに、ホームページやSNSということが書かれていまして、特に、
総合交通計画の9ページだったかな、ここでも、確かにそういった意見が反映されておるのですね。そういった意味では、区の方で、今後、例えば、当然ながら、桜花亭も紅葉のシーズンだとか、それから大鷲神社だっておとりさまとかというふうに、区の方で、どういうような、今、SNSで発信するのかどうかというのは、何かこう準備とか、いろいろ計画していますか。
◎
交通対策課長 私どもの方でも、そうしたことをやらせていただきたいなというふうに思っております。また、沿線の区の施設等のホームページでも紹介いただくときに、
ブンブン号も合わせてということもお願いしております。
あと、もう1つ、今、
ブンブン号の車の中に、デジタル式の広告、サイネージというのですか、そうしたものを付けさせていただいておりますので、そこで、それはちょっと利用してみないと分からないのですけれども、
利用者の方にも、大鷲神社はたしか入っていたと思うのですけれども、そうしたところの御紹介もさせていただいているところでございます。
◆鈴木あきら 委員 先ほど、その
総合交通計画の9ページの方ですか。これも区の考え方の中に、令和4年度当初にイベントを合わせて、
ブンブン号の無料乗車券配布とか予定していましたというのだけれども、今年、これコロナすごく一旦落ち着いて、今、状況というところで。
例えば、その11月とか、特にその
ブンブン号にしてみれば、先ほどの紅葉とおとりさまだけでも、大きなイベントだと思うのですけれども、その辺に向けて何かこういった考え方というのは、やるつもりは、今のところない。
◎
交通対策課長 申し訳ございません。今のちょっとこのタイミングでは、少し予定にないところでございます。
◎副区長 観光交流協会の会長を兼務してますので、観光交流協会のInstagramで、是非、発信していきたいと思います。
◆鈴木あきら 委員 だって、令和4年度当初では、無料乗車券を配布する予定していたというのは、今は、こういう状況だから駄目だという、今、何か、この辺も多少矛盾を感じるので、当初、考えたのだったら、今、できるのではないかとかいうふうに突っ込まれもするかなというふうに思ったので、特に、その辺、SNSは発信し続けていただきたいと思っております。当然、そういう一過性だっていうのではなくて、そういうイベントということだけではなくて、やはり、ここは恒常的に乗ってもらうための路線でもあるのだけれども、確かにその部分でも知るという、区民がこういうのあるんだねということを知るということが大事ですね。確かに、広報誌で載っけたりとかしていました。ただ、実際自分が乗ってみて、こういうところ通っているんだね、ここに行くのは便利だないう話になってくると思うので、例えば、今の
ブンブン号の中に、デジタルで載っけるといっても、乗った人は分かるのだけれども、乗っていない人は分からないじゃないですか。いかに乗ってもらうかというところを、常に考えていただきたいというふうに思っております。
その次が、公共
総合交通計画の
推進会議の
書面開催の方の5ページなのですが、1番の
地下鉄8号線に関することということで、これ後ろの方にも関係してくるのですが、区の考え方として、計画線の沿線の自治体等と連携の上、適切な時期に実施を検討してまいりますという答えなのですけれども、この辺もうちょっと具体的に、どういうことになるのか教えてください。
◎鉄道関連事業課長 計画してる沿線、具体的な自治体を申しますと葛飾区とか情報交換をさせていただいたところでございます。そのほか、野田市を中心とした期成同盟、正式名称すみません、ちょっと忘れてしまったのですけれども、期成同盟というのをつくっております。
埼玉県と千葉県の自治体の方で、ごめんなさい、すみません茨城県も入っています。茨城県の自治体も入って、期成同盟も入っていますので、そちらの方の連携も取って、先日、野田市役所の担当者の方ともちょっと打合せをさせていただいて、今月15日、今週末なのですが、野田市の方で期成同盟の大会が開かれるということでありますので、そちらの方にも、私たちお伺いして情報交換をしていきたいと考えているところでございます。
◆鈴木あきら 委員 そうした連携をしているというのは、聞いて初めて分かるのですけれども、その連携をどういう形で、この今回の、例えば21ページですか、
地下鉄8号線の
地域機運の醸成についてというところ、幾つか箇条書きになりますけれども、ここに反映させて連携自体はこういうこともやっていますよということで、更に、その機運がそこの部分で盛り上がっていくと思うのですが、そういったものを常に考えてやっていただきたいんです。
それと同時に、これに対して、やはりSNSでこういったものを発信、是非やっていっていただきたいということで、やはりもう区民だけではなくて、やはりその部分で、区がこれについて随分取り組んでいるねという印象付けを、是非していただきたいのですが、いかがでしょうか。
◎
都市建設部長 例えば、国を動かすとしても、足立区単独という状況ではないと思っています。それで、都心側の方は、今、一部事業化始まったというところで、あちらの組織については、ちょっと変化があるかなというふうに考えてございます。
北側の方については、区はそちらと、今後、連携これまで以上に努めたいと思っています。今のところまだ会員にはなっていないのですけれども、それも視野に入れて、お仲間になって、一緒に要望活動等もできるような状況はつくりたいなというふうに考えて、今、ちょっと、私も今週末行くのですけれども、向こうのそれぞれの自治体ともお話をしながら、早いうちにそういう活動ができるようにしたいというふうに思っております。
◆鈴木あきら 委員 適切な時期にというのが、いつか全然分からないので、それは、やはりほかの自治体と一緒に、足立区単独は、絶対無理ですから、これは、ほかの自治体と連携を今しているという最中でしょうから、それを、これが発信できるねとか、一緒になって、それも足立区が単独でSNSやるのではなくて、それで決まったことだとか話し合われて、これが合意しているなということがあれば、どんどんそれを一緒に、野田市であろうと、葛飾区だろうと一緒にやってくださいということで、是非、力を入れてもらいたいと思います。これは要望で結構です。
それから、足立区
総合交通計画と
地域公共交通計画との比較のところに、先ほどちょっと質疑ありましたけれども、特に、これは15ページの上のところの計画の対象のところ、
地域公共交通計画のところ、赤字で書いてありますけれども。
特に、この総動員する具体策ということであるのが、先ほどの例でいくと、例えばその
特別養護老人ホームのバスとか、それから、あとはスクールバスとかというふうに書いてあったのですけれども、これ例えば、これはあれですか
特別養護老人ホームの車を、ほかのこういった買物をするための送迎ということで、これは料金はどういう形になっているのですか。
◎
交通対策課長 そうした部分につきましても、それは当然それぞれちょっとケースによって変わってくるかなというのがあると思うので、そういったことも、計画をつくる計画の中に取り入れていく際に、協議を進めていくというふうになるかと思います。
◆鈴木あきら 委員 これ、何か運輸法か何かであれですか、料金を取ると何か問題があるのか何かとかというのは、いろいろ出てくると思うのですが、その辺は、これは法的にはどういう形なんですか位置付けとしては、議論するのはいいんですけれども、その辺ちょっと教えていただきたいのですけれども。
◎
交通対策課長 前提として、この法律が改正されて、そうしたものも仲間というのですか、
公共交通と一緒に使っていくということが前提にしておりますので、そこを、私は、ちょっとすみません、ちょっと細かい部分が読み切れていないのですけれども、クリアしていけるというふうに考えているところでございます。
◆鈴木あきら 委員 特に介護
事業者も、
特別養護老人ホームだけではなくて、デイケアとか、いろいろやっていますよね。ああいった形は、当然ながら、朝迎えに行って、3時か4時ぐらいに、また送っていくというのは、日中は空いているという形であれば、当然ながらそれは
事業者の方も、もし
運転士が、その間空いているということであれば回れるとか。
それから、あと確かに幼稚園バスは無理でしょうけれども、椅子が違うから。ただ、スクールバスでも、そういった部分で使えるということも可能性があると思いますので、是非、それは法的に問題なければ、特にそのお年寄りの方の買物だとか、病院とかというのも、そういった部分で少し考えていっていただきたいというふうに思いますが、この辺は、今後、そういった計画の中に落とし込んでいくということで、理解でいいですか。
◎
交通対策課長 はい、鈴木委員おっしゃるとおりでございます。
◆鈴木あきら 委員 ごめんなさい、ちょっと戻りますけれども、
地下鉄8号線
整備促進大会が中止になりますけれども、幾つかここ書いてありますけれども、この中で、例えば、今までずっとやっていなかったものではないですよね。これ、引き続き、新規というのはないのですよね。
◎鉄道関連事業課長 鈴木委員、御指摘のとおり、新規のものはないのですが、今後、イベント等が再開された場合には、そちらの方でもPR活動はやっていきたいなというところでございます。
◆鈴木あきら 委員 これ動画の方の、動画deあだち、これはあれですか、新しくつくるとかではなくて、今まであったものを同じように流す、どちらなのでしょう。
◎鉄道関連事業課長 今年度の初めに、昨年度、皆様に協力いただいて作成したやつの動画があるのですが、それをちょっとあまり長いということもありまして、編集させていただいて、現在、掲載しているところでございます。
◎
都市建設部長 今回、
地下鉄8号線の方は、動きがあったので、それを加えて編集をし直しているという状況です。
◆鈴木あきら 委員 それが言いたかったの。特に、今回、江東区が、ああいう形で、うまくあそこまでいきますよという形があるので、是非それをこの動画に組み込んで、何か一歩前進した部分が、私たちの方にとっても、やはりそれが近づいたなという印象ができるようなものの動画に、是非していただきたいと思います。
以上です。
○
くじらい実 委員長 ほかに質疑。
◆
山中ちえ子 委員 すみませんちょっと、竹ノ塚駅の方の、先ほどの調査のところなのですけれども、先ほど、
駅前広場をつくるための調査ではないということで、これを基に、どういろいろな整備をしていくかといった参考にするということだったというような答弁をされておりましたが、何ていうのかな、これをどう反映させていくのかといったところでは、ちょっと分からない点が多いということで、各委員言っていたと思うのですけれども。
そういった参考にしていくということであれば、そのタイムスケジュールと同時に、東武鉄道がどういうふうにTBOXを展開していくかといったところは見守る形だし、そこを背中を押していくといったことも言っていましたけれども、何ていうかな、その辺のスケジュールも反映させていくといったところでは、示していってもらいたいところだと思うのですけれども、無理なんだというようなことも言っていましたけれども、そこはどうなんですか。調査が、せっかくお金を掛けてやるものが、ただ参考にするということだったり、TBOXが分からないという状況だと、ちょっと説得力に欠けると思うのですけれども。
◎
まちづくり課長 3者協定に基づいて、いろいろ打合せをしてる中で、今回、調査する
交通量の調査結果についても、3者で共有をして、別々にというよりも一緒に、駅前どうするのかということを、東武鉄道、
UR都市機構と考えていければというふうに思っております。
◆
山中ちえ子 委員 もちろん、すごく大切なことだと思うんです。だから、やはり住民が、竹の塚のUR第三団地の調査やアンケートもやられていると思うのですけれども、そういったこととの整合性や、下に入っている商店街の方々の思いだとか、その辺は、
UR都市機構としか協議は、住民はしていないと言いますけれども、その辺は、区がちゃんと把握するというような努力はするということでいいのですか。
◎
まちづくり課長 当然、
駅前広場を整備するに当たっては、UR第3団地を改編していく必要がありますので、その
UR都市機構の中にお住まいの方々の御意見ですとか、状況についても、
UR都市機構とともに状況把握して検討していく必要はあるかと思います。
そういう情報につきましては、3者で会合を持っておりますので、
UR都市機構だけではなくて、東武鉄道とも共有をして、3者で将来像を描いていくための参考にさせていただければというふうに考えてございます。
◆
山中ちえ子 委員 なかなか3者協議、3者協議と言うけれども、住民や私たちにその内容が伝わりきれているのかなといったらそうでもないというようなことを指摘しなくてはいけないなというふうに思っています。住民の方々の不安といった点でも、すごく大事なところだと思うんですね。なので、第3URの団地の調査が、
UR都市機構で行われているのだとすれば、その結果もしっかり共有して、エリアマネジメントのお部屋も、あそこの商店街の13号棟の商店街の端っこの一室でやられるということもありますので、是非、その辺は、地域の人たちの思いを酌み取っていくといったことをやっていただきたいと思います。
それと、竹ノ塚駅の切符を買うその機械が新しい500円玉が入らないということで、昨日あったんですよ話が。なので、新しい500円玉がちゃんと入るようにしていただきたいというようなことを言っておりましたので、お願いしたいと。それは、しっかり研究していっていただきたいし、調査してほしいんです。すごく足の悪い方が、そこまでいって使えなかったということがあります。
あと、この竹ノ塚の高架化工事の
進捗状況についてといったところで、
交差道路の整備について、3つの整備内容を示しておりますが、ここの横断してしまう問題なのですけれども、その車道整備の中で信号は考えないということを警察との協議でも出されているということを、前からおっしゃっておりますけれども、西友の前の信号と、あと、あそこのこちらの竹ノ塚駅東口側の信号を調整して、そこで車が止められれば横断ができると、
歩行者や
自転車が通ることができるというような状況もつくっていけると思うのですけれども、そういう協議は、警察との交渉の中で具体的にしていくということはないのでしょうか。
◎鉄道関連事業課長 現在、警察との協議の中では、もうそこに信号を付けるのは困難だということで、中央に横断抑止の柵を付けるということで、今、警察からも指導を受けて、道路構造が決まっているところでございます。中の信号機を増設するとか、信号機の間隔、この信号機の西友の前と、今の五差路の間のところを、全部止めるというのは、難しいと考えます。
◆
山中ちえ子 委員 いや、違う、車がそこに入ってこれない状況の信号を操作すると、その中で、そこを渡れる方々の安全を確保していく。だから、信号が付けられないというのは、何ていうかな、渡るための信号ではなくて、その元踏切があった部分を渡るための信号ではなくて、その道路を、団地側から駅側に渡るための横断歩道と信号を整備すると、だから、もちろん西友側と五差路のところの信号を、赤信号で車両を止めた中で渡れるような、その
歩行者が安全に渡れるような環境を、横断歩道なり、信号なりでつくっていくということができるのではないかというふうに単純に思いますけれども、その辺は交渉していただけないのでしょうか。
◎鉄道関連事業課長 その区間を全線赤にして、車を止めるという形になりますと、すごく長い赤信号、車が入ってこない時間が長くなりますので、現実的にはそこの信号、そこの間、通行止めになるような感じになりますので、何ていうのですか、交通の遮断が多くなるので、それは認められないと考えます。
◆
山中ちえ子 委員 いや、ずっと止めておくということを言っているわけではないので、それはちゃんと協議して、ほかの駅だって安心・安全に渡れるような議論だってあるし、工夫もされているんですね。ほかの自治体や、駅でやっている努力なんかを参考にしていただきたいのですけれども。
◎鉄道関連事業課長 ここの区間については、もう既に警察と話が、言い方悪いですけれども決着しているところですので、参考にして、警察と話をする段階をもう終わっていると考えています。現在のところ、これで中央に横断抑止を付けるということで警察と話が付いていますので、その段階で、また更に状況が変わらない中で協議というのは困難な状況です。
◎
都市建設部長 今回の整備については、もうこのままやらせていただきたいと思います。ただ、改善策については、それなりの検討は、やはり進めていくべきだと思います。
我々も、どうしても信号付けたくないという話ではなくて、実際に、距離が短いというのもあるのですけれども、視認性が、高架の下に付けると、やはり視認性が担保できないなということで、なかなか区としても、どうしても付けてくれということは言えないと、私は思っているのです。そこの安全が一番大事なので、それをクリアできないと、なかなか区の方としても、適切に信号を付けてくれというお話はなかなか難しいなというふうに思っております。
◆
山中ちえ子 委員 ごめんなさい、視認性とは何でしょう。
◎
都市建設部長 きちんと信号が確認できるかどうか、高架があるので、高さが違うし、だから、そこがあるので、なかなか単純に信号付けてくれというのは難しいかなというふうには思ってございます。
◆
山中ちえ子 委員 せっかくいい取組で高架化がやられて、大変な予算も挿入されたわけですね。国の予算だけではなく、区の予算も使われているという中で、やはり安心して渡れるというか、その環境で過ごせるような、日常の安心・安全な交通を担保させるということは、やはり警察だけの仕事ではなくて、区の仕事でもあるわけですね。
そんなこと言っていたら、
駅前広場だって警察がこういうふうに言うからといって、真ん中の噴水だった地域に渡れないような状況にもさせられてしまいかねないと、しっかり区が、区民の思いを組み込みながら、この高架化工事は何年かにわたってやっていたわけですよ。その中で、こういった懸念もあったと思うんですね。しっかり考えるべきだったと思うんですね。時間がないと、もう決まってしまったとおっしゃるけれども、もっともっと前に、ここの部分の状況をしっかり確認できていれば、また違ったのではないかと思いますし、こういったことが駅前の
交通広場を造る上で、同じことがあってはならないと思うのですけれども、そういった点ではどうですか。
◎
都市建設部長 実際、今回の工事については、なかなか変えるのは難しいと思いますけれども、将来に向かっては、改善の方を考えたいと思っています。例えば、補助第261号線が開通すれば、
赤山街道自体は、車がかなり減ってくるという状況もあると思いますので、ちょっと将来を見据えて、その辺の改良は考えていきたいと思ってございます。
○
くじらい実 委員長 他に質疑はございませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
くじらい実 委員長 なしと認めます。
○
くじらい実 委員長 その他に入ります。
その他何かございますか。
◆鈴木あきら 委員 実は、今年の6月21日の定例会で、私が、本会議で北千住駅の緩行線、要するに
地下鉄のホームから常磐線の快速線へのバリアフリーのルート化について質問したときに、当然、これ早急に改善するように、国会議員と都議会議員に働きかけて進めるべきだが、どうかという質問をさせていただきました。
区の回答は、今後も機会を捉え、国や東京都から技術的支援を受けるとともに、国会議員と都議会議員からの御意見も伺いながら、JR東日本に強く要請してまいりますという回答をもらいました。
今後、6月21日以降、国会議員と都議会議員の方に、何かこう接触をしたということはありますか。
◎ユニバーサルデザイン担当課長 こちらの問題につきましては、当時、鈴木委員がおっしゃられたとおり、駅舎の構造上制約が難しいという点と、あと1ルートできているという点がありまして、いまだに50年以上たっても解決できていない問題でございます。
一度、うちの方で、JRの方にお伺いして、東京支社の方にもお伺いしまして、まずは、担当者の方で協議を行い、国会議員の方とか、都議会議員の方をいきなり出すと、向こうの方も構えてしまう状況もありますので、まずは、担当者で協議の方を進めております。今、ちょうど東京メトロさんも入れてはどうかという話がありますので、東京メトロの方とも接触をしております。
今、まだ確実ではないのですけれども、勉強会とか、そういう話がありますので、そういったことを進めて、協議を続けて一歩でも進めていきたいと思っております。
◆鈴木あきら 委員 もう、これ何十年もなんですよ。それで、今更、ずっと何も続いていないから、だから、もう政治力で、国会議員や都議会議員にも働きかけてはどうですかというふうに言っているわけです。それを、まだそんな段階でないですとか、もうJRは、もう幾ら言ったって、なかなかこちらの方で言うこと聞きません。
あくまでも、そういう政治力でしかないというふうに判断をして、あえて私なんかは、他党でありますけれども、衆議院議員や、それから都議会議員にもお願いをして、そのお2人も、区の方から何か言ってくれば、もっとこう力強く言えるのにというような感触なんですよ。それをちゃんと踏まえた上で、私、こういう質問します。いかに、こういう他党の国会議員や、都議会議員にお願いするという形、私には、すごくハードルが高くて、非常に心苦しい部分あるんですよ。あるけれども、どうしてもその辺が、もう何もらちがあかないということでやっているわけですから、是非、それは、向こうが身構えてしまうなんてそんな話ではないです。
特に、北千住駅の利用している足立区民にとっては、この
地下鉄のホームから常磐線快速の方に行くということはまずないです、住民は。あとは東武線の沿線を使っている足立区民も少ないですそこを使うのは。だけれども、綾瀬駅と亀有駅を使っている足立区民はたくさんいるんですよ。
それが、何も変わっていないから言っているので、もうこれは強く、もうまず働きかけてもらって、それで、あとは衆議院議員と都議会議員が国会や都議会で、どういう形で言えるかどうか分かりませんよ。だけれども、それを、また足立区も一緒になって、足立区のためにこうなんですということを、強く言っていただいたことによって、やはりJRだって身構えるどころではなくて、東京メトロも入れて話をするとかという話になると思いますので、これは、強く要望しますけれども、いかがですか。
◎
都市建設部長 この問題は、今までも、葛飾区は、国会議員等も使ってやっています。ただ、なかなか進まないのは事実ということです。
ちょっと状況を変えたいということがありまして、今、事務レベルでずっと話しているのですけれども、国会議員等にお願いするのは、やはり一歩進む状況が見えてからというふうに、私としてはちょっと思っているのですけれども、その辺は、またちょっと考え直して、ちょっと中で考えて状況は変えていきたいと思います。
◆鈴木あきら 委員 最後にしようと思ったけれども、一歩進まないから、もうそれしかないよという話なんですよ。いくら区の方で考えてもらっても無理ですこれは。むしろそうではなくて、区民がこういうふうに要望がある。そして、当然ながら足立区もバリアフリーと言ったら、北千住は顔でしょう。足立区のそこがバリアフリーになっていないわけですよ。
いくら1ルートあると言ったって、一度上がったところをぐるっと回って、改札口で、1回改札口を出て、それからTXの造ったエレベーターに乗って3階まで行って、そこでJRの方に移って、そこからまたエレベーターで下がるという、そんな何百メートルかなぐらい遠回りさせられるような、そんな状況で1ルートありますと言ったって話にはなりません。
あくまでも、JRからJRに乗り換えるだけなんですよ。そうでしょう。JRからJRに乗り換えるのにバリアフリーになっていない。それも、他社のTXのエレベーターを使わなかったらいけないと、そういうような形の考え方というのは、もうJRの、あまりにも、もうおごりとしか言わない。
ただ、それを、バリアフリーというのは足立区やはりこれから先、ここだけではないでしょう。どんどん進めていくのでしょう。当然ながら、やっていかなければいけないんですよ。特には、障がい者、
高齢者、これがまた、ますます
高齢者が増えます。そういったことを強くこれ要望しますので、決意をお願いします。
◎副区長 どういう形で上げていくか、少し考えさせていただきますけれども、いずれにしても私も実態よく分かっていますので、何とか一歩でも進めるようにしていきたいと思います。
○
くじらい実 委員長 ほかにございませんか。
◆吉岡茂 委員 今の関連のことをまず言えば、是非うまく国会議員、都議会議員と連携して、やはり区民が望む形を実現するためには、政治的な力どうしても必要になってくると思いますので、その件については、腹割って、遠慮なく言っていただくことも大事なのかなというふうに思いました。
それと、ながらスマホの防止に関する条例の活動をずっと周知活動を続けてまいりました。私も、ほぼほぼ全部参加させていただく中で、かなり浸透しつつはあるのですが、その呼び掛けをしている目の前を、ながらスマホしながら歩いている方がやはりいらっしゃる。それを見ると、本当にがっかりするのだけれども、
交通対策課長どうですか。
◎
交通対策課長 私も、全く同じ考えでございます。
◆吉岡茂 委員 やはり、ただ4、5日前でしょうか、やはりながらスマホをして
自転車を乗っている方が、車に追突するようなドライブレコーダーの映像がニュース等で流されておりまして、やはり、これは危険極まりない、そして、やはり毎日、車で私たちも移動していますけれども、ながらスマホしながら
自転車の運転、あるいは車の運転をしながら、ながらスマホしているドライバーなんかもいたりするわけで、これまだまだ手を緩めるわけにいかないなと、こう思っているんですね。
取り急ぎ、今回、秋の活動としては明日、西新井駅ということで、最後なのかなというふうに認識をしているのですけれども、その辺の計画はどうなっているのでしょうか。
◎交通対策調査課長 これまでも、春と秋の交通安全の週間ですので、4月、9月を中心にやらせていただいてきたところでございますので、今回もそうした形になりますし、また、来年度も同じように進めていきたいとは考えております。
◆吉岡茂 委員 やはり、今さっき申し上げたとおり、まだまだ手を緩める段階にはありませんので、やはり継続的にもう少しやっていく必要があるんだろう。それから、あと例えば、それこそ、ホームページだとか、SNS等の活用したその呼び掛けなんていうのは、今、どうなっているのでしょうか。
◎
交通対策課長 SNSも交通安全週間に合わせた形では出させていただいております。そのほかでは、電柱に巻く広告も、区内、大分全域に広げて、今、行っておるとこでございます。あと、バスの車内放送も掛けさせていただいているところでございます。
◆吉岡茂 委員 是非、地道な活動になってがっかりする場面も多々ありますけれども、やはりここは根気よく区民の皆さんに御理解いただき、そして協力してもらえる努力は、執行機関、それから我々議会もしっかり進めてまいりたいと思いますので、更なる努力をしてほしいということをお願いしておきます。
以上です。
○
くじらい実 委員長 その他ございますか。
◆吉田こうじ 委員 1点だけ、先ほど、竹ノ塚駅の
実態調査で、いろいろ各委員から議論、御指摘があったのですけれども、ちょっと報告資料が、言葉足らずなのではないかなと。副区長がおっしゃったように参考にするなら、そういう一言も欲しいですし、何年度の調査と比較するためにという言葉もあれば、無駄な議論をしなくて済みますし、無駄な質問もしなくて済むのではないかなと。
できれば、もう一言、二言、分かるような説明の報告資料を作成していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
まちづくり課長 大変申し訳ございません。より一層分かりやすい資料の作成に努めてまいりたいと思います。
◆吉田こうじ 委員 是非、別にこの資料がどうとか、やっていくことがどうとかということではなくて、せっかく、そういう形で報告いただくのであれば、私たちも真剣にこれは何なんだろうと考えますし、やはりそれについて、区民の目線で、いろいろやはりお話を聞かなければいけないことも出てきます。そういう意味では、一言、二言そういうお言葉を添えていただければ、
まちづくり課長だけではないのですけれども、無駄な時間を過ごさなくて済みますし、お互いの気持ちのずれも少なくなってくるのかなというふうにも思いますので、是非応援させていただきたいという立場の上では、そういうその辺も少し御考慮いただいた資料を作成していただければと思います。
◎副区長 実は、
UR都市機構、東武鉄道の方に、大分気を使っていまして、情報を出せないということも一つあって分かりにくい資料で申し訳ありません。前々から白石委員からも、それから
新井委員からも、将来像どうなるんだとは、早く示してほしい。ほかの会派の方からも言われております。なるべく早くその辺が見えるように。
ただ、竹の塚の
まちづくりは、多分20年、30年続いていくことになると思うんです。ですから、どの段階でどうなるか、公共施設の再編の話もありますし、そこの辺も含めて、どの年代のときにどうなっていくかというのを、なるべく早い時期に示せるように努力していきたいと思っています。
◆吉田こうじ 委員 分かりました。ただ、先ほどもありましたけれども、3者で協議していくのは、なかなか発表できる部分とできない部分があって、もしかしたら、短期的にお互いに宿題を出し合って、そのテーマについて、では次までにこうしていこう、ああしていこうと、いろいろ細かくやっていらっしゃるというのは何となく想像がつくのですけれども、区民の皆さんもやきもきしているところではあると思うんですね。
ですから、その辺は、やはり、東武鉄道とか
UR都市機構に対しても三方よしで、区民の皆さんも入れた四方よしというのですか、皆さんにとって有益な情報というのは、やはり積極的に発信していくべきなのではないかなというふうにも思いますので、是非、御検討をよろしくお願いいたします。
以上です。
◎
まちづくり課長 今、副区長申し上げましたとおり、かなりの段階を経て開発をしていくことになるかと思います。その段階、段階で、適切に情報をお出しできればというふうに思っております。
一方で、
山中委員からもお話ありましたけれども、住民の方が不安に思っていたり、商業者の方がいらしたりというようなこともございます。非常に、例えば建て替えをするというふうになっていったとしたときに、デリケートな方々もいらっしゃるのかなというふうに思っております。そういう方々が、不安に思わないように、適切な時期に、やはり情報共有をして進めていければというふうに思っております。
○
くじらい実 委員長 その他ございませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
くじらい実 委員長 なしと認めます。
以上で、本日の案件は全部終了いたしました。
これをもって
交通網・
都市基盤整備調査特別委員会を閉会いたします。
午前11時31分閉会...